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  • 解体
2024.05.16

木造家屋解体工事の手順について


 

今回は実際に解体工事がどんな流れで進んでいくのかをお話していきます。
解体工事中の立ち合いはあまり皆さんされないと思うので、こんな流れで行っているんだということを知っていただければ思います。

 


 

①足場の組立

現場の安全性と作業効率を上げるために足場を組み立てます。基本となる足場の組み立ては慎重に行います。足元を安定させる足場はよい解体工事の基本となります。重機搬入経路を確保するためや足場を設置するためにカーポートや樹木、ブロック塀などを先に解体・撤去する場合もあります。

 


 

②仮設養生

周辺のお宅や植木、車などが汚れないよう専用のネットで足場を覆います。解体工事を行う際に発生する騒音や飛散物防止の役割も果たします。

 


 

③内装の解体

断熱材、建具、畳、サッシ、石膏ボードなどを建物内部で解体できるすべてのものを手作業で解体します。
建設リサイクル法により分別が義務付けられているため、とても重要な作業になります。
分別作業せず重機で解体している場合は、違法行為となります。

 


 

④屋根・瓦降ろし

スレート屋根や瓦を解体します。屋根の上部から撥で丁寧に剝がしていきます。屋根を先に解体しておかなければ、勾配で滑り落ち、養生シートを突き破る恐れがあります。

 


 

⑤重機による躯体の解体

躯体部は重機を使用して解体していきます。粉じんが舞わないように散水をしながら作業を行います。施工現場の道路状況によって、搬入できる重機が変わります。重機によって工事が延びたり、逆に短縮できたりします。重機を使用することが一般的ですが、立地条件により手作業で行う場合もあります。その場合は費用が重機使用の場合より多くかかりますのでお見積りの際に確認しましょう。

 


 

⑥重機による建物基礎の解体

建物と地盤のつなぎ目部分にある基礎を解体します。基礎は大きく2つの種類があり、杭基礎と直接基礎に分けられます。新しい建物ほどコンクリートと鉄筋を使用し強度を高めている事が多いため、作業中の騒音・振動が大きくなります。分別した廃棄物を処分場まで運搬します。

 


 

⑦産業廃棄物の処理

建物の基礎を解体した後、産業廃棄物を分別し運搬を行います。産業廃棄物収集運搬許可を所有している工事会社しか運搬はできません。

 


 

⑧地中埋設物の確認

建物の解体工事が完了したら、地中にコンクリートがらやお皿、廃材などの埋設物が埋まっていないか確認します。埋設物がでてきた場合は量の確認や撤去の有無を施主様にご相談の後に対応致します。
量の確認や撤去する場合は追加工事となり費用が発生します。

 


 

⑥整地

解体工事で掘り起こされた土地を平らに整備します。これで解体工事は完了です。

 


 

以上が解体工事中の流れになります。作業自体はもちろん解体業者が行いますが作業の流れがわかっていると安心できますね。
解体工事を何回も依頼していて理解しているという方はほとんどいません。
初めてで不安を抱えながら解体工事が終わるのを見守るという方が多いかと思います。
エコスタイルではご依頼いただいた施主様の不安をできる限り取り除くことに注力しており、お問合せいただいた方に「失敗しない解体工事ガイドブック」をお配りしています。ぜひ検討の材料にしてください。

 

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