

「両親が亡くなり、実家が空き家になってしまった」「将来誰も住む予定がないけれど、家具や荷物がそのままで手を付けられない」――。
少子高齢化が進む現代、実家の片付けや処分を行う「実家じまい」は、多くの人が直面する切実な課題となっています。
実家じまいとは、単に荷物を片付けるだけでなく、住まなくなった実家を解体したり、売却したりして、不動産としての決着をつけることを指します。
しかし、長年積み重なった家財道具の整理から、建物の解体、不動産の手続きまで、その工程は膨大です。
「何から始めればいいかわからない」と放置してしまうと、固定資産税の負担増や近隣トラブルなど、思わぬリスクを招くこともあります。
空き家対策は制度面でも強化が進んでいるため、“そのうち”ではなく、できるだけ早く全体像を掴むことが大切です。(参考:政府広報オンライン「空き家の活用や適切な管理などに向けた対策が強化。トラブルになる前に対応を!」)
愛知県・名古屋市近郊を中心に、不用品回収から家屋の解体工事までを一貫してサポートするエコスタイルが、後悔しない実家じまいの手順と、費用を抑えるためのポイントを解説します。
近年、「実家じまい」という言葉がトレンドになるほど、実家の処分に関する悩みが増えています。
その背景には、核家族化により子供がすでに別の場所に持ち家を持っているケースが多く、実家を相続しても住む人がいないという事情があります。
また、空き家が増えるほど、地域の防災・防犯・景観にも影響が及びます。国としても空き家対策を進め、管理が不十分な空き家への対応を強めています。
(参考:政府広報オンライン「空き家の活用や適切な管理などに向けた対策が強化。トラブルになる前に対応を!」 )
家の中の遺品整理や不用品処分が終わった後、建物と土地をどうするか。主な選択肢は以下の3つです。
2-1.そのまま売却する(中古住宅として)
建物がまだ新しく状態が良い場合や、立地が非常に良い場合は、リフォームや修繕を行わずに「古家付き土地」や「中古住宅」として売却できる可能性があります。
●メリット: 解体費用がかからないため、初期費用を抑えられます。
●デメリット: 築年数が古い場合、買い手が見つかりにくい、または建物の価値がゼロと査定されることがあります。
2-2. 解体して更地として売却・活用する
特に築古物件や老朽化が進んでいる場合、建物を解体して「更地」にした方が、買い手にとって新築プランが立てやすく、早く高値で売れる傾向があります。
●メリット: 土地の活用用途が広がり、買い手がつきやすくなります。また、古い家屋による倒壊リスクや管理の手間がなくなります。
●デメリット: 解体費用というまとまった出費が必要です。
2-3. 賃貸物件として活用する
思い入れのある実家を手放したくない場合、賃貸に出して家賃収入を得る方法もあります。
●メリット: 不動産を所有し続けながら収益を得られます。
●デメリット: 水回りや内装の大規模なリフォーム費用が必要になることが多く、入居者が決まらない「空室リスク」や、入居者とのトラブル対応など、大家としての管理責任が発生します。
実家じまいを円滑に進めるためには、正しい手順を踏むことが重要です。
3-1. 親族間での話し合いと合意形成
まず最初に行うべきは、相続人全員での話し合いです。誰が相続するのか、売却するのか維持するのか。意見の食い違いは後々のトラブルの元となるため、方針を明確にしておきましょう。
※相続放棄を検討している場合は特に注意が必要です。
相続人は「相続の開始を知った時から3か月」以内に、単純承認・限定承認・相続放棄を選択するのが原則で、必要に応じて家庭裁判所に期間伸長の申立てができます。(参考:裁判所「相続の承認又は放棄の期間の伸長」)
3-2. 家財・不用品の片付けと処分
実家じまいで最も労力がかかるのが、家の中にある大量の荷物の片付けです。
長年蓄積された家財道具、衣類、食器、家具などを「残すもの(形見、貴重品)」と「処分するもの」に仕分ける必要があります。
この段階で、多くの人が「ゴミの量」と「分別の複雑さ」に挫折してしまいます。
自治体の粗大ゴミ回収を利用する方法もありますが、一度に出せる量に制限があったり、重い家具を屋外まで運び出す必要があったりと、遠方にお住まいの方には大きな負担です。
3-3. 解体工事または売却の査定・見積もり
荷物が片付いたら、建物の解体や売却に向けて業者に見積もりを依頼します。
ここで注意したいのが、「不動産業者」「解体業者」「片付け業者」がそれぞれ別々だと、手続きや調整が非常に煩雑になるという点です。
また、解体業者は基本的に「建物」を壊すのが主業務で、室内の残置物処分は別手配・別料金になりやすいことがあります。
見積もり時点で「残置物の範囲」「追加料金条件」を明確にしておくと安心です。
【エコスタイルなら「片付け」と「解体」を一括対応】
一般的な解体業者では扱いづらい家電製品や不用品も、エコスタイルならまとめて回収・処分が可能です。窓口を一本化することで、費用も手間も大幅に削減できます。
3-4. 実家じまいにかかる費用の相場(片付け・解体)
実際にどれくらいの費用がかかるのでしょうか。エコスタイルの相場を見てみましょう。
【不用品・家財処分の費用】
3LDK(目安:11㎡)程度の一軒家の場合、不用品回収の処分だけで117,150円(税込)~が目安となります。ゴミ屋敷状態であったり、荷物が非常に多い場合はさらに費用がかかることもあります。
1Room(目安:3㎡)程度で33,550円(税込)~からのプランもあり、荷物量に応じた最適なプランを提示します。
【解体工事の費用】
木造住宅の場合、一般的な坪単価は3万~5万円程度と言われています。 30坪の家であれば、90万円~150万円程度が目安ですが、立地条件(重機が入れるかなど)やアスベストの有無によって変動します。
エコスタイルの解体工事料金の目安は以下の通りです。
自社で廃棄物処分場を持っているため、中間マージンをカットし、適正かつ低価格な工事を実現しています。
3-5. 手続きと引き渡し
解体工事が完了したら、1ヶ月以内に法務局で「建物滅失登記」を行う必要があります。
これを怠ると、存在しない建物に固定資産税がかかり続けたり、土地の売却ができなくなったりするため注意が必要です。
エコスタイルでは、こうした解体工事に伴う各種申請書類の提出や、建物滅失登記のサポートも行っています。(参考:法務局「建物を取り壊した(建物滅失の登記をオンライン申請したい方)」)
「費用がかかるから」と実家を空き家のまま放置することには、大きなリスクが伴います。
●「特定空き家」への指定と増税:
管理不全な空き家として自治体から「特定空き家」に指定されると、固定資産税の住宅用地特例(税金が1/6になる減税措置)が解除され、住宅用地特例が外れる可能性があり、結果として税負担が大きくなることがあります。
●近隣トラブルと賠償責任:
老朽化による屋根瓦の落下や倒壊、庭木の越境などで近隣に損害を与えた場合、所有者が損害賠償責任を負うことになります。
●資産価値の低下:
人が住まない家は急速に劣化します。換気が行われないことで湿気がこもり、シロアリ被害や腐食が進行し、いざ売ろうとした時には資産価値が激減していることも珍しくありません。
また、空き家対策の文脈では、固定資産税等の住宅用地特例に関して“空き家対策上の措置”が整理されています。
放置のままは得策ではありません。(参考:国土交通省「固定資産税等の住宅用地特例に係る空き家対策上の措置」)
実家じまいにかかる費用を少しでも抑えるために、国や自治体の制度を賢く活用しましょう。
① 空き家の譲渡所得の3,000万円特別控除
相続した実家(空き家)を売却した際、一定の要件(昭和56年5月31日以前に建築されたこと、耐震リフォーム済みまたは解体して更地にすることなど)を満たせば、譲渡所得から最大3,000万円を控除できる特例です。
これにより、売却益が出た場合の税金を大幅に減らすことができます。この特例は2027年(令和9年)まで延長されています。(参考:国税庁「No.3306 被相続人の居住用財産(空き家)を売ったときの特例」)
② 自治体の解体費用補助金
自治体によっては、老朽化した空き家の解体費用の一部を助成する制度を設けています。名古屋市にも関連制度があるため、条件に合致するか確認しましょう。(参考:名古屋市「名古屋市老朽危険空家等除却費補助金」)
実家じまいは、過去の思い出を整理し、次の世代へ資産を適切に引き継ぐための大切なプロセスです。
「いつかやろう」と先延ばしにすることは、建物の老朽化や税金リスクを高めるだけでなく、ご自身の心理的な負担をも大きくしてしまいます。
片付けから解体、更地化まで、複雑な工程を別々の業者に依頼するのは大変な労力です。
愛知県・名古屋市近郊の実家じまいは、地域密着で90年の実績を持つエコスタイルにご相談ください。
お客様の状況に合わせて、不用品の片付け、買取、そして解体工事まで、最適なプランをご提案いたします。まずは無料のお見積りから、肩の荷を下ろす第一歩を踏み出しましょう。
愛知県・名古屋市近郊の遺品整理・生前整理の不用品回収や家の解体はエコスタイルにご相談ください。