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2024.10.31

暖房器具の処分方法!無料回収から注意点まで徹底解説


暖房器具が壊れてしまったり、冬に向けて新しいものに買い替えたいけれど、

古い暖房器具の処分にお困りではありませんか

はたまた処分方法が分からず、そのまま放置している方も多いのではないでしょうか。

この記事では、不要になった暖房器具の適切な処分方法をご紹介していきます。

 

暖房器具の種類と特徴


 

暖房器具には電気式、石油式、ガス式など様々な種類があり、それぞれ特徴が異なります。

処分方法も異なるため、まずはお使いの暖房器具がどのタイプなのか確認しておくことが大切です。

それぞれの方法と気を付けるべきことを以下に記載しているので、

チェックしてみてください。

 

電気式暖房器具

もっとも種類が多く一般的に幅広く利用されているのが電気暖房です。

エアコンや電気ストーブ、ファンヒーター、ホットカーペットやこたつ等も電気暖房に該当します。

基本的には、自治体で粗大ごみとして処分が可能なので、お住いの自治体で料金や出し方の確認をしてください。

エアコンに関しては、家電リサイクル法の対象品目となる為、

自治体の窓口で収集を断られるケースが多く見受けられます。

その場合は、取り外し作業等も含めて不用品回収業者に作業を依頼するとやってもらえるので、

まずは相談してみることをおすすめします。

 

石油式暖房器具

石油ストーブや石油ファンヒーターが石油暖房に該当します。

こちらの処分は中にオイルが入っていない状態であれば、基本的には粗大ごみとして回収が可能です。

(※ただし、自治体によっては回収が可能な場合もあります。事前に確認しましょう。※)

灯油やオイルは廃棄物処理法で「特別管理廃棄物」に指定されているため、

普通のゴミとして出すことはできません。

ただし、オイルを使い切るか、新聞紙や布に染み込ませて可燃ごみに出す方法であれば処分が可能です。

またガソリンスタンドでも引き取ってもらえる場合があります。なお、店舗によって対応が異なるため、事前に問い合わせる必要があります。

灯油処分の際のNG行為は以下の通りです。

・凝固剤で固めて捨てる
・下水道や川に流す
・土に埋める

これらは火災や環境汚染の原因となり大変危険なので、

絶対にやらないようにしてください。

 

オイルヒーター暖房

オイルヒーターも石油ストーブと同様に中身を空にした状態でないと

基本的には粗大ごみとしては回収ができません。

(※こちらも自治体によっては回収が可能な場合があります。事前に確認しましょう。)

オイルヒーターのオイルを抜く場合は、

解体してヒーター部に電動ドリルで穴を開けなければならないため、かなり手間のかかる作業となります。

穴が開けれられた後は、オイルを新聞紙や布に染み込ませて可燃ごみとして処分が可能です。

ただ、オイルヒーターメーカーの中には製品の回収・処分サービスを行っているところもあるので、

まずはそちらで確認してみましょう。

ガス式暖房器具

ガス式暖房器具にはガスストーブやガスファンヒーター、カセットガスストーブなどがあります。

都市ガスやプロパンガスを配管から取り入れるタイプと、カセットガスボンベを使用するポータブルタイプがあります。

処分する際は、カセットボンベを必ず取り外し、完全に使い切ってから専用の方法で処分する必要があります。

ガスボンベをつけたまま捨てると爆発の危険があるので絶対に避けてください。

ガス式暖房器具本体は一般的に粗大ごみとして処分でき、費用は200円〜300円程度です。自治体により処分費用は異なるため、詳細は確認が必要です。

カセットガスストーブは比較的コンパクトなため、小型家電として回収される場合もあります。

 

暖房器具の処分方法の基本


暖房器具を処分する前に、自治体のルールを確認することが基本です。多くの場合、サイズや重量によって粗大ごみに分類されますが、小型のものは不燃ごみや小型家電として出せる場合もあります。

 

自治体のルール確認

暖房器具を処分する際は、まず自治体のごみ分別ルールを確認しましょう。

同じ暖房器具でも自治体によって分類や出し方が異なります。自治体によっては「不燃ごみ」「小型家電」など異なる分別を設けている場合もあります。

確認方法は自治体のウェブサイトやごみ分別アプリ、ごみカレンダーなどが便利です。

不明点があれば自治体の窓口に問い合わせることをおすすめします。事前に確認することで、回収されない事態を防げます。

 

粗大ごみとしての処分方法

多くの暖房器具は「粗大ごみ」として処分します。一般的に一辺が30cm以上のものは粗大ごみに分類されることが多いです。

粗大ごみとして出す手順は、まず自治体の窓口や専用電話、ウェブサイトなどで回収を申し込みます。

次に指定された処理券を購入し、暖房器具に貼り付けます。

最後に指定された日時・場所に出すというのが基本的な流れです。

石油ストーブやファンヒーターは灯油を完全に抜き取り、電池も取り外しておくことが重要です。

燃料や電池が残っていると回収してもらえないケースが多いので注意しましょう。

 

不燃ごみや小型家電としての処分

小型の電気ストーブなど、サイズが小さい暖房器具は「不燃ごみ」や「小型家電」として処分できる場合があります。

目安としては一辺が30cm未満のものが対象となりますが、自治体によってルールは異なります。

処分方法は自治体指定のごみ袋に入れて、決められた収集日に出すケースが多いです。

小型家電リサイクル法に基づく回収ボックスが設置されている自治体もあり、そこに投入することで資源としてリサイクルされます。

 

石油ストーブの無料回収と処分方法


石油ストーブやファンヒーターは、新しい製品を購入する際に古いものを無料で回収してもらえるサービスがあります。

カインズや島忠ホームズ、コーナンなどのホームセンターでは、新品購入時に古い製品の引き取りを行っています。

また、一部のメーカーでも自社製品の回収サービスを提供しています。

これらのサービスには、店舗持ち込みが必要、灯油を抜いておく必要など条件があるため、事前確認が必須です。

無料回収を利用すれば、処分費用を節約できる上、手間も省けるメリットがあります。

 

ホームセンターの無料回収サービス

多くのホームセンターでは、新しい石油ストーブを購入する際に古い製品を無料で引き取るサービスを実施しています。

カインズでは店舗持ち込みが必須で、新しいストーブの購入時の納品書や領収書が必要です。

島忠ホームズは実店舗での買い替えのみ対象で、灯油は事前に抜き取る必要があります。

コーナンでは引き取りサービスのPOPが貼ってある店舗のみ利用可能です。

バローは石油ストーブとファンヒーターのみ引き取り可能で、店舗持ち込みが必須となっています。

ビバホームも店舗持ち込みと灯油抜き取りが条件です。

各店舗によって条件が異なるため、事前に電話で確認するとよいでしょう。

 

メーカーによる回収サービス

一部の暖房器具メーカーでは、自社製品の回収サービスを提供しています。

特にコロナやトヨトミなどの石油ストーブメーカーでは、古い製品の回収プログラムを実施している場合があります。

多くの場合、新しい製品の購入と組み合わせた下取りの形で提供されますが、単独での回収を行っているケースもあります。

サービス内容や条件は各メーカーによって異なるため、メーカーのウェブサイトや問い合わせ窓口で確認するとよいでしょう。

製品のシリアル番号や購入時期の証明が必要な場合もあるので、取扱説明書や保証書を用意しておくと安心です。

必要書類については、事前にメーカーへ確認しておくとスムーズです。

 

リサイクルショップへの売却

まだ使える状態の石油ストーブは、リサイクルショップに売却することも可能です。

一般的に製造から5年以内の比較的新しい製品であれば、買取対象となることが多いです。

売却の際は事前に清掃し、タンク内の灯油を完全に抜き、付属品や取扱説明書も一緒に持参すると買取価格がアップする可能性があります。

季節商品である暖房器具は、買取時期も重要です。

冬の前の9〜11月頃に売ると高く買い取ってもらえる傾向があります。

リサイクルショップに持ち込む前に電話で買取可能かどうか確認しておくと、無駄足を防げます。

 

【種類別】暖房器具の処分方法


暖房器具は種類によって処分方法が異なります。いずれも自治体のルールに従い、まだ使える状態なら売却も検討しましょう。

 

石油ストーブ・ファンヒーターの処分

石油ストーブとファンヒーターは、粗大ごみとして処分するのが一般的です。

処分前の手順としては、まずタンク内の灯油を完全に抜き取ります。

抜いた灯油はガソリンスタンドに持っていくか、少量の場合は布や新聞紙に染み込ませて可燃ごみとして処分します(自治体により異なる)。

次に乾電池を取り外し、電池接続部をセロハンテープなどで絶縁します。

その後、自治体に粗大ごみの回収を申し込み、処理券を購入して指定された日に出します。

また、新しい石油ストーブ購入時にホームセンターの無料回収を利用する方法もあります。

電気ストーブの処分

電気ストーブは、サイズによって処分方法が異なります。

一般的に一辺が30cm未満の小型電気ストーブは、不燃ごみや小型家電として処分できる場合が多いです。

一方、30cm以上の大型電気ストーブは粗大ごみとして処分します。

ただし、自治体によってはストーブを品目指定して一律粗大ごみとしている場合もあるため、事前の確認が必要です。

まだ使える状態であればリサイクルショップでの売却も検討できます。

特にモダンなデザインのストーブや人気メーカーの製品は、冬前に売却すると比較的高値で買い取ってもらえる可能性があります。

フリマアプリやオークションサイトでの売却も選択肢の一つです。

 

オイルヒーターの処分

オイルヒーターは内部に密閉されたオイルが入った暖房器具で、このオイルは基本的に抜き取る必要はなく、そのまま粗大ごみとして出すことができます。

多くの自治体ではオイルヒーターを粗大ごみとして回収しており、処分費用は200円〜700円程度です。

オイルヒーターは重量があり持ち運びが大変なため、不用品回収業者に依頼するという選択肢もあります。

また、一部のメーカーでは製品回収サービスを行っている場合があるので、メーカーのウェブサイトや問い合わせ窓口で確認してみるとよいでしょう。

比較的新しいモデルであれば、リサイクルショップでの買取も可能性があります。

ガスストーブ・ファンヒーターの処分

ガスストーブやガスファンヒーターを処分する際は、まずカセットボンベを必ず取り外します。

カセットボンベは完全に使い切ってから、自治体の指定する方法(多くは「有害ごみ」「缶・びん」などの分別)で処分します。

ガスストーブ本体は多くの自治体で粗大ごみとして回収しており、処分費用は200円〜300円程度です。

東京都文京区ではストーブ300円、ファンヒーター700円、横浜市では一律200円、大阪市では200円。

ガスストーブも石油ストーブと同様に、一部のホームセンターで新品購入時に無料回収サービスを行っている場合があります。

まだ使える状態であれば、冬前にリサイクルショップで売却するという方法もあります。

 

こたつの処分

こたつは本体(ヒーター部分)と天板に分けて処分するのが一般的です。多くの自治体では、どちらも粗大ごみとして回収しています。

処分費用は、本体が200円〜300円、天板が300円程度が一般的です。

東京都文京区では家具調こたつが700円、それ以外が300円、横浜市では板とセットで500円、千葉市ではコタツ板を含め15kg未満で370円です。

一部の自治体では本体と天板をまとめて「こたつ一式」として回収している場合もあるため、自治体のルールを確認するとよいでしょう。

こたつは季節商品のため、まだ使える状態であれば冬前にリサイクルショップで売却することも検討できます。

特に和風モダンなデザインのこたつは人気があります。

 

暖房器具処分時の注意点


暖房器具を処分する際には、いくつかの重要な注意点があります。

特に燃料や電池の取り扱いには十分な注意が必要です。石油ストーブの灯油は下水や河川に流すと環境汚染の原因になるため、適切に処理しなければなりません。

安全で環境に配慮した処分を行うために、これらの注意点をしっかり押さえておきましょう。

 

灯油・ガスの取り扱い

石油ストーブやファンヒーターを処分する際は、必ず灯油を抜き取る必要があります。

灯油は「特別管理廃棄物」に指定されており、そのまま捨てることはできません。

適切な処理方法としては、ガソリンスタンドに持っていき引き取ってもらう、完全に使い切る、少量の場合は新聞紙や布に染み込ませて可燃ごみとして出す(自治体によって異なる)などがあります。

絶対に避けるべき行為は、下水道や河川に流す、土に埋める、凝固剤で固めて捨てるなどです。

これらは水質汚染や土壌汚染、処理施設での火災の原因になる可能性があります。

ガスストーブの場合も同様に、カセットボンベを取り外し、完全に使い切ってから専用の方法で処分しましょう。

 

電池の取り扱い

多くの暖房器具では点火や操作パネルの動作のために電池を使用しています。

これらの電池は本体とは別に処分する必要があります。

特に石油ストーブの場合、電池接続部の絶縁を行わないと発火の危険性があります。

乾電池を取り外した後、接続部にセロハンテープを貼って絶縁しておきましょう。

取り外した電池は自治体のルールに従って「有害ごみ」や「電池回収ボックス」などに出します。

リチウム電池などの充電式電池は、家電量販店などに設置されている「小型充電式電池リサイクルBOX」に入れることで適切にリサイクルされます。

電池の種類によって処分方法が異なる場合もあるため、自治体のルールを確認しておくとよいでしょう。

 

処分前の準備と確認

暖房器具を処分する前に、いくつかの準備と確認が必要です。

まず、自治体のごみ分別ルールを確認し、どの区分で出せるのか、処分費用はいくらかを調べておきましょう。

次に、石油ストーブやファンヒーターは灯油を抜き取り、ガスストーブはカセットボンベを外し、電池式の暖房器具は電池を取り外します。

まだ使える状態であれば、リサイクルショップへの売却も検討してみてください。

その場合は清掃し、付属品や取扱説明書も一緒に用意しておくと買取価格がアップする可能性があります。

また、知人や家族への譲渡も環境に優しい処分方法です。

最後に、処分方法に迷ったら自治体の窓口や不用品回収業者に相談するとよいでしょう。

 

まとめ


暖房器具の処分方法は、種類や状態、自治体のルールによって異なります。

灯油やオイルが入っている場合は、必ず抜いてから出すようにしましょう。

火災や環境汚染の原因となってしまうこともあるので十分注意して処分をする必要があります。

状態によっては、リサイクルショップで引き取ってもらえることもあるので

一度相談してみることも一つの手段です。

今回の記事が皆様の参考になれば幸いです。

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